【商品紹介】あぞデジ/3DデジタルプリントキットNo.001「 『アサルトリリィ Last Bullet』1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう!
いつもアゾンレーベルショップ秋葉原をご利用いただき、誠にありがとうございます。
本日は、店頭で好評発売中の
「あぞデジ/3DデジタルプリントキットNo.001 『アサルトリリィ Last Bullet』1/6 CHARM ニョルニール」
の塗装作例を紹介していきます!
「あじデジ」シリーズは3Dプリンタで出力された組み立て式のキットで、ガレージキットとは異なり離型剤を落とす必要はありません。塗装が比較的簡単で、初心者にも組み立てやすいキットです。
今回は、ガレージキットに慣れていない方でも作れるよう、スプレー塗装での作例を詳しく説明していきます。
※以下で説明する組み立て方は一例です。必ずしも下記の方法で組み立てる必要はございません。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅰ:必要な材料を揃えよう〉
【組み立てに必要な道具】
・模型用ニッパー
・やすり
・デザインナイフ
・模型用瞬間エポキシ接着剤
・綿棒、爪楊枝、紙コップ
(あれば便利:スジボリ用のタガネなど)
【塗装に使用した道具/塗料】
・マスク(できれば塗装用のものがよい)、使い捨て手袋、新聞紙
・塗装用補助具(ワニ口クリップやスタンドなど)
・マスキングテープ
・筆
・塗料皿
・GSIクレオス「Mr.カラーうすめ液」
・GSIクレオス「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500ホワイト スプレータイプ」
・GSIクレオス「Mr.カラー C75 メタリックレッド」
・GSIクレオス「Mr.カラー スプレー S8 シルバー (銀)」
・GSIクレオス「Mr.カラー スプレー S67 パープル (紫)」
・GSIクレオス「Mr.スーパークリアー 光沢」
【その他今回のキットの作成に使用した道具】
・ガイアノーツ「M-03 瞬間クリアパテ」
・ベビーパウダー
・WAVE ウェーブ「瞬着硬化スプレー」
・真鍮線
「1/6 CHARM ニョルニール」は可動キットになりますので、塗膜が強いラッカー系の塗料をおススメいたします。
ただ、ラッカー系塗料は溶剤の揮発性が使用時は高く非常に強い刺激臭がしますので、必ず換気を行なった場所で使用してください。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅱ:パーツの処理をしよう〉
①パーツの確認

まずはセット内容に不備がないか確認します。
左の画像のパーツがこれから加工していくレジンパーツになります。
その他、説明書と金属棒が一緒に封入されております。
赤丸は噛み合わせのために塗装を避けるところ、
緑丸は裏面の塗装は避けるところ、
黄丸は作図で示した面(他のパーツと重なるところ)の塗装は
避けたほうがいいところです。
どこも塗膜が組み立ての妨げになる箇所ですので、留意してください。
②バリ取り


左の画像の丸で囲んだところのように、
キットには余計な出っ張り(バリ)がついている箇所があります。
これらのバリはデザインナイフで削り取り、やすりで整えます。
Cパーツのツメの部分はカットしないようにお気をつけください。


3Dプリンターで出力したキットには、左の画像の丸で囲んだところのように
「サポート」と呼ばれる特有の出っ張りが残されています。
完成図などを元にどこを削り取るか確認したら、
デザインナイフなどで切り取ってください。

綺麗にサポートが切り取れました。
あとは表面をやすりで綺麗に整えます。
3Dプリンターのキットは、少しずつレジンを積み重ねて作られています。
その跡がうっすらと表面に地層のように残っていますので、
とくに広い面はやすりで丁寧に表面を磨いてください。
③穴埋め


3Dプリンターで出力したキットは、型にレジンを流すキットとは異なり
気泡がありません。
ただ、サポートを切った時などにパーツが欠けてしまうことがあります。
その場合は、パテなどで穴を埋めてください。
左の画像のように、穴よりも少し多めにパテを盛り、
やすりで削って整えます。

うっかりパーツを落として端が欠けてしまっても大丈夫!
ガイアノーツ「M-03 瞬間クリアパテ」のような硬化が遅い瞬着接着剤に
ベビーパウダーを適量混ぜ、よく混ぜます。
ちょっともったりとしたら欠けた部分に盛り、瞬着硬化スプレーを吹いて固めます。
固めると少し縮むので、何度かに分けて盛ってください。

左の画像は盛った部分を少し削った状態です。
やすりで簡単に削れますが、レジンよりもよく削れるので
削りすぎに注意です。


綺麗に整形できました。
削って出てきた粉は柔らかい歯ブラシなどで落とし、
埋まった溝はスジボリ用のタガネなどで掘り起こしておきます。
全体的にバリを取り、表面をやすりがけして積層痕をなくしたらパーツの処理は終わりです。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅲ:塗装をしよう〉
④下地を作る
本格的に塗装する前に、塗料の食いつきをよくするために下地塗装をします。
メタルプライマーや仕上げ用のサーフェイサーをパーツ全体に塗布し、よく乾かします。
⑤シルバーを塗る(吹く)

今回はスプレーで塗装しています。
スプレーは、エアブラシを持っていない人が塗装する際には非常に重宝します。
使用前には缶を軽く温め、50回以上は振って使用してください。
吹く際には屋外や風呂場など換気のよい場所で、マスクを着用の上20~30cm
程度缶を離して薄く吹きつけます。
よく乾かしたら薄く吹きつける、を二、三度繰り返します。
⑥マスキングする


次にパープルの部分を塗装するために、シルバーの部分をマスキングします。
少しずつマスキングテープを貼りつけてもよいのですが、
細かい部分は左の画像のように、
クリアファイルにマスキング部分を写し取る→
ファイルにマスキングテープを貼りつけてガイドに沿って切る→
パーツに貼る
とやるとパーツに跡が残らずマスキングテープが切れます。


パーツ全体を綺麗にマスキングします。
「CHARM ニョルニール」のAパーツに開いた穴の中の色はシルバーです。
Aパーツの厚みと同じ幅に切った紙を小さく丸めて穴の中に突っ込み、
穴の縁に沿うように整えるとマスキングとして機能します。
心配な場合は紙とパーツの間に両面テープを差し込んで固定してください。
⑦パープルを塗る(吹く)


シルバーと同様に、パープルのスプレーで塗装します。
塗膜がよく乾いたら(個人的な主観ですが、
鼻を近づけてもシンナーのにおいがまったくしなくなったくらいです)、
マスキングを剥がします。
スプレーが上手く乗らなかったり、はみ出してしまったところは、
スプレーを紙コップの中に少量出し、筆塗りでリタッチします。
⑧レッドを塗る

レッドは少量なので、今回は筆塗りしています。
はみ出てしまった場合は、⑦と同様スプレーの中身を紙コップに出してリタッチしてください。
このDパーツは負荷がかかりやすい部分ですので、破損にお気をつけください。

塗装が終わりました。
よく乾かしたら、「Mr.スーパークリアー 光沢」を上から吹きつけて保護します。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅲ:組み立てよう〉
⑨組み立てる

今回は、マギクリスタルコアの部分にラインストーンを配してみました。
「1/6 CHARM ニョルニール」の場合、8mmのラインストーンがちょうどいいサイズになります。
塗装したパーツの上にラインストーンを貼る場合は、
エポキシ接着剤など特殊なものを使用する必要はありません。

組み立て手順に従って組み立てます。
DパーツとFパーツ(金属棒)を組み合わせる時は、破損に十分に気をつけてください。
Hパーツは取り外しができる(接着しない)パーツです。
左の画像はシューティングモードの完成図です。
ブレード部分を開閉させる場合は大きく動かしすぎないようにお気をつけください。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅳ:ミリアムに装備させよう〉

CHARMはリリィが装備してこそ輝くもの!
というわけで、
「1/6ピュアニーモキャラクターシリーズNo.139 『アサルトリリィ Last Bullet』ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス」
に装備させてみました。
持たせるにあたり、ミリアムのハンドパーツは「ピュアニーモ2ハンドパーツSET/A」の「持ち手」に換装しております。
工程の多いキットですが、色数は少ないので意外と塗装の手間はかかりません。
皆様も頑張って「1/6 CHARM ニョルニール」を作って遊んでくださいね♪
皆様のご来店をお待ちしております。
本日は、店頭で好評発売中の
「あぞデジ/3DデジタルプリントキットNo.001 『アサルトリリィ Last Bullet』1/6 CHARM ニョルニール」
の塗装作例を紹介していきます!
「あじデジ」シリーズは3Dプリンタで出力された組み立て式のキットで、ガレージキットとは異なり離型剤を落とす必要はありません。塗装が比較的簡単で、初心者にも組み立てやすいキットです。
今回は、ガレージキットに慣れていない方でも作れるよう、スプレー塗装での作例を詳しく説明していきます。
※以下で説明する組み立て方は一例です。必ずしも下記の方法で組み立てる必要はございません。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅰ:必要な材料を揃えよう〉
【組み立てに必要な道具】
・模型用ニッパー
・やすり
・デザインナイフ
・模型用瞬間エポキシ接着剤
・綿棒、爪楊枝、紙コップ
(あれば便利:スジボリ用のタガネなど)
【塗装に使用した道具/塗料】
・マスク(できれば塗装用のものがよい)、使い捨て手袋、新聞紙
・塗装用補助具(ワニ口クリップやスタンドなど)
・マスキングテープ
・筆
・塗料皿
・GSIクレオス「Mr.カラーうすめ液」
・GSIクレオス「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500ホワイト スプレータイプ」
・GSIクレオス「Mr.カラー C75 メタリックレッド」
・GSIクレオス「Mr.カラー スプレー S8 シルバー (銀)」
・GSIクレオス「Mr.カラー スプレー S67 パープル (紫)」
・GSIクレオス「Mr.スーパークリアー 光沢」
【その他今回のキットの作成に使用した道具】
・ガイアノーツ「M-03 瞬間クリアパテ」
・ベビーパウダー
・WAVE ウェーブ「瞬着硬化スプレー」
・真鍮線
「1/6 CHARM ニョルニール」は可動キットになりますので、塗膜が強いラッカー系の塗料をおススメいたします。
ただ、ラッカー系塗料は溶剤の揮発性が使用時は高く非常に強い刺激臭がしますので、必ず換気を行なった場所で使用してください。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅱ:パーツの処理をしよう〉
①パーツの確認

まずはセット内容に不備がないか確認します。
左の画像のパーツがこれから加工していくレジンパーツになります。
その他、説明書と金属棒が一緒に封入されております。
赤丸は噛み合わせのために塗装を避けるところ、
緑丸は裏面の塗装は避けるところ、
黄丸は作図で示した面(他のパーツと重なるところ)の塗装は
避けたほうがいいところです。
どこも塗膜が組み立ての妨げになる箇所ですので、留意してください。
②バリ取り


左の画像の丸で囲んだところのように、
キットには余計な出っ張り(バリ)がついている箇所があります。
これらのバリはデザインナイフで削り取り、やすりで整えます。
Cパーツのツメの部分はカットしないようにお気をつけください。


3Dプリンターで出力したキットには、左の画像の丸で囲んだところのように
「サポート」と呼ばれる特有の出っ張りが残されています。
完成図などを元にどこを削り取るか確認したら、
デザインナイフなどで切り取ってください。

綺麗にサポートが切り取れました。
あとは表面をやすりで綺麗に整えます。
3Dプリンターのキットは、少しずつレジンを積み重ねて作られています。
その跡がうっすらと表面に地層のように残っていますので、
とくに広い面はやすりで丁寧に表面を磨いてください。
③穴埋め


3Dプリンターで出力したキットは、型にレジンを流すキットとは異なり
気泡がありません。
ただ、サポートを切った時などにパーツが欠けてしまうことがあります。
その場合は、パテなどで穴を埋めてください。
左の画像のように、穴よりも少し多めにパテを盛り、
やすりで削って整えます。

うっかりパーツを落として端が欠けてしまっても大丈夫!
ガイアノーツ「M-03 瞬間クリアパテ」のような硬化が遅い瞬着接着剤に
ベビーパウダーを適量混ぜ、よく混ぜます。
ちょっともったりとしたら欠けた部分に盛り、瞬着硬化スプレーを吹いて固めます。
固めると少し縮むので、何度かに分けて盛ってください。

左の画像は盛った部分を少し削った状態です。
やすりで簡単に削れますが、レジンよりもよく削れるので
削りすぎに注意です。


綺麗に整形できました。
削って出てきた粉は柔らかい歯ブラシなどで落とし、
埋まった溝はスジボリ用のタガネなどで掘り起こしておきます。
全体的にバリを取り、表面をやすりがけして積層痕をなくしたらパーツの処理は終わりです。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅲ:塗装をしよう〉
④下地を作る
本格的に塗装する前に、塗料の食いつきをよくするために下地塗装をします。
メタルプライマーや仕上げ用のサーフェイサーをパーツ全体に塗布し、よく乾かします。
⑤シルバーを塗る(吹く)

今回はスプレーで塗装しています。
スプレーは、エアブラシを持っていない人が塗装する際には非常に重宝します。
使用前には缶を軽く温め、50回以上は振って使用してください。
吹く際には屋外や風呂場など換気のよい場所で、マスクを着用の上20~30cm
程度缶を離して薄く吹きつけます。
よく乾かしたら薄く吹きつける、を二、三度繰り返します。
⑥マスキングする


次にパープルの部分を塗装するために、シルバーの部分をマスキングします。
少しずつマスキングテープを貼りつけてもよいのですが、
細かい部分は左の画像のように、
クリアファイルにマスキング部分を写し取る→
ファイルにマスキングテープを貼りつけてガイドに沿って切る→
パーツに貼る
とやるとパーツに跡が残らずマスキングテープが切れます。


パーツ全体を綺麗にマスキングします。
「CHARM ニョルニール」のAパーツに開いた穴の中の色はシルバーです。
Aパーツの厚みと同じ幅に切った紙を小さく丸めて穴の中に突っ込み、
穴の縁に沿うように整えるとマスキングとして機能します。
心配な場合は紙とパーツの間に両面テープを差し込んで固定してください。
⑦パープルを塗る(吹く)


シルバーと同様に、パープルのスプレーで塗装します。
塗膜がよく乾いたら(個人的な主観ですが、
鼻を近づけてもシンナーのにおいがまったくしなくなったくらいです)、
マスキングを剥がします。
スプレーが上手く乗らなかったり、はみ出してしまったところは、
スプレーを紙コップの中に少量出し、筆塗りでリタッチします。
⑧レッドを塗る

レッドは少量なので、今回は筆塗りしています。
はみ出てしまった場合は、⑦と同様スプレーの中身を紙コップに出してリタッチしてください。
このDパーツは負荷がかかりやすい部分ですので、破損にお気をつけください。

塗装が終わりました。
よく乾かしたら、「Mr.スーパークリアー 光沢」を上から吹きつけて保護します。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅲ:組み立てよう〉
⑨組み立てる

今回は、マギクリスタルコアの部分にラインストーンを配してみました。
「1/6 CHARM ニョルニール」の場合、8mmのラインストーンがちょうどいいサイズになります。
塗装したパーツの上にラインストーンを貼る場合は、
エポキシ接着剤など特殊なものを使用する必要はありません。

組み立て手順に従って組み立てます。
DパーツとFパーツ(金属棒)を組み合わせる時は、破損に十分に気をつけてください。
Hパーツは取り外しができる(接着しない)パーツです。
左の画像はシューティングモードの完成図です。
ブレード部分を開閉させる場合は大きく動かしすぎないようにお気をつけください。
〈「1/6 CHARM ニョルニール」を作ってみよう! Ⅳ:ミリアムに装備させよう〉

CHARMはリリィが装備してこそ輝くもの!
というわけで、
「1/6ピュアニーモキャラクターシリーズNo.139 『アサルトリリィ Last Bullet』ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス」
に装備させてみました。
持たせるにあたり、ミリアムのハンドパーツは「ピュアニーモ2ハンドパーツSET/A」の「持ち手」に換装しております。
工程の多いキットですが、色数は少ないので意外と塗装の手間はかかりません。
皆様も頑張って「1/6 CHARM ニョルニール」を作って遊んでくださいね♪
皆様のご来店をお待ちしております。